中国でのドライブの注意点
旅行や出張などで中国へ行き、現地でレンタカーに乗る方も多いかと思います。現地で運転する時の注意点などをまとめてみましたので参考にしてください。
右側通行
中国では車両は右側通行で、主に左ハンドルの車が走っています。日本では右折する時に注意が必要なように、左折する際には対向車や歩行者に十分注意するように心がけましょう。
逆に中国から日本へ来た人や、久々に日本の公道を走る人はドライバー向けの教習を受講して頂くことをお勧めします。
※受講のご予約はこちら
東京校 :https://www.pd-school.tokyo
神奈川校:https://www.pd-school.yokohama/
千葉校 :https://www.pd-school.chiba.jp/
埼玉校 :https://www.pd-school.saitama.jp/
右折のルール
日本では進行方向の信号が赤の場合、セパレートが出ていない限り直進・右折・左折、いずれも禁止ですが、中国では他の交通を妨害しない場合は右折が可能です。
車を運転する時以外でも大切なルールですので覚えておくとよいでしょう。
交通標識
中国に限らず海外で日本でも見覚えのある道路標識を見かけることがあります。これは世界的に交通標識などのデザインをある程度共通化していこうという考えによるもので、
『道路標識及び信号に関する条約』などの国際的な条約に従い交通標識のデザインを決めている国も多くあります。
アメリカや日本はこれらの条約に同意はしていませんが、ある程度共通化していこうと考えられています。
『進入禁止』の標識
中国 日本
『駐車禁止』の標識
中国 日本
中にはその国独自の交通標識もありますので、海外で運転する場合は事前によくある交通標識について調べておくことをお勧めします。
中国『一時停止』 『減速して譲れ』
駐車場問題
この20年で中国の自動車保有率はとても増加し、自動車などの原動機付き車両の保有台数は3.1億台を超えました。そのため、駐車場の不足がとても深刻な問題になっています。
特に市街などは駐車スペースが限られるため、路上駐車や無理な駐車をしている車両も多い為、注意が必要です。
現地で車を運転する際には、交通規則に違反するような駐車をしないよう心がけましょう。
限られたスペースに無理なく駐車できるように事前に練習しておくと良いかもしれません。
交通マナー
中国の交通マナーは残念ながら現状ではあまり良い状態ではありません。無理な追い越しや割り込みなども多く、日本で長年運転をしていたドライバーでもヒヤリとする場面があるかもしれません。
中国での運転を考えている人は、予めよく練習をしておくことをお勧めします。
また、現地で運転する際にも安全運転や交通マナーに気を付けるよう心がけましょう。
逆に中国の運転環境に慣れている人は、日本での運転前に一度ドライバー向けの教習を体験してみてはいかがでしょうか。
日本で運転する際の注意点などが見えてくるかもしれません。